今回お届けするのは辰吉丈一郎の現在に関する話題です。
プロボクサーとして日本史上最短で王座を獲得した伝説的存在の辰吉丈一郎。
今でも彼を応援し続ける根強いファンは多いと思います。
一時は世界を震撼させた辰吉丈一郎ですが…
最近は見かけないですよね?
試合も組んでいないみたいですし、現在何をしているのかイマイチ分かりません。
収入源はどこで、どんな生活をしているのでしょうか?
辰吉丈一郎について気になる点がたくさんありますよね。

というわけで、今回は日本を代表するプロボクサー・辰吉丈一郎の現在に迫ってみましょう。
現役にこだわり続ける辰吉丈一郎の意外な真実が分かるかも?!
辰吉丈一郎の2021年現在の収入と車を徹底調査!
画像引用元:Wikipedia
まずは辰吉丈一郎の現在の生活から。
試合で見かけなくなった辰吉丈一郎ですが、収入源は一体何なのでしょう?
プロボクサーとして伝説的な記録を築いたものの今はなんと「無収入」という噂が…
収入がなければ生活できないですよね?
一体生活費はどこから出ているのか、また何故現在試合を組まないのかが気になります。
この見出しではその点をピックアップしてみました。
辰吉丈一郎の現在は無収入でヤバい!?生活費はどこから出ているのか?
画像引用元:https://www.daily.co.jp/ring/2019/07/15/0012516561.shtml
辰吉丈一郎は現在もあくまでも現役ですが、ボクサーとしての収入はないそうです。
現役なのに無収入…?
イマイチ意味が分かりませんね。
そもそも50歳を迎えた辰吉丈一郎は本当に現役なのでしょうか?
ここでは辰吉丈一郎が今でも現役なのに無収入である理由をお届けします。
辰吉丈一郎が現在、無収入と言われているのは職業がプロボクサーだけど、試合が組めないから?
辰吉丈一郎について調べると、最後の試合が2009年3月のタイでの試合だったことが明らかになりました。
最後に戦ったのはもう11年以上昔のことなんですね。
そのタイでの試合でも敗戦していますが、その後は試合を組んでいないということになります。
だから無収入といわれていたんですね。
辰吉丈一郎は現在でも現役を公言していて職業をプロボクサーとしていますが、何故10年以上も試合を組むことができないのか?
プロボクサーって幾ら位稼ぐの?ファイトマネーの格差が凄すぎる!
ボクサーの収入源は給料制ではないので、試合を行なった分だけ収入が入ります。しかも所属しているジムが2〜3割程度手取りとして持っていくのです。
10位以内の選手であれば1試合で30〜100万円と言われています。B級ボクサーで10〜30万円くらいです。しかも年に試合があるのが4〜5回なので、多くの選手がアルバイトをしている人が多いと言われています。
日本チャンピオンクラスや世界チャンピオンともなると、1試合につき1,000万円~5,000万円くらいです。
そのためボクシングの収入のみでやっていけるのは、日本チャンピオン以上と言われています。
かなりシビアな世界のようですね。
世界のファイトマネー最高額は?
2015年5月2日にアメリカ・ラスベガスで行われたメイウェザー対パッキャオが対戦したときです。
メイウェザーのファイトマネーが200億円、パッキャオが150億円と言われています。
ちなみに日本人だと1994年に行われたWBC世界バンタム級王座統一戦の、「辰吉丈一郎対薬師寺保栄の一戦」で、両者ファイトマネーが1億7,000万円あったようです。
ここまでくると凄いとしか言いようがないですね。
辰吉丈一郎をとりまく厳しすぎる状況とは?
辰吉丈一郎が現役を続行しているのに試合を組めないのにはいくつかの理由があります。
そのどれもがシビアですが、きちんと内容を見ると納得するもの。
本人は現役でいたいのに、試合を組めないってきっともどかしいですよね。
今後また試合に取り組むことは可能なのでしょうか…?
厳しい状況その①:年齢的に現役を続けるのは厳しい?
辰吉丈一郎が試合を組めない理由としてまず挙げられるのが「年齢的な問題」です。
基本的にJBCで現役は37歳までと決められています。
辰吉丈一郎はすでに50歳。
13年もオーバーしているんですね。
年齢を重ねれば体力も落ちるのが現実的な問題。
身体の危機を伴ってまで試合をさせるのは難しい、というのがJBCはじめ周囲の意見なのではないでしょうか。
実際、海外での試合でも辰吉丈一郎は連敗しています。
辰吉丈一郎自身は現役にこだわり続け、今でもトレーニングを欠かさず行っているようですが…
やはり50歳を迎えて若い頃と同じように戦うというのは難しいでしょう。
こればかりはどうにもならないような気がしますね。
厳しい状況その②:国内ではボクシングライセンスをはく奪?
JBCの規定では現役は37歳までということですが、実際問題各選手とも37歳の誕生日をもって自動的にライセンスを失効することになっています。
そのため、現在辰吉丈一郎は日本でのライセンスを持っていないことになりますね。
もちろん、37歳を迎えても現役を続けている選手はいますがその条件として世界戦を見込める現状にいなければライセンス更新はされないというものがあります。
辰吉丈一郎も健康であればライセンス更新はされたでしょうが、年齢的に体にガタがきていて更新できなかった可能性がありますね。
日本でのライセンスを剥奪されたから海外で戦ったようですが、それでも連敗しているところをみると実力も落ちているため辰吉丈一郎は現状では世界レベルには該当しないでしょう。
厳しい状況その③:網膜剥離の再発等の身体的なリスク?
また、辰吉丈一郎は22歳ごろに網膜剥離になっています。
こうした経験があると年齢を重ねたときに再発というリスクがありますよね。
ライセンスの更新には検診をクリアしなければならないというものがありますが、網膜剥離など肉体的な病気の再発のおそれがあるとそこを通り抜けるのは難しいでしょう。
身体の危険をおかして戦うというのは協会側も見ている観客も負担が大きいと思います。
もちろん再発しない可能性だってありますが、健康な人と比べればリスクは高いですので健康面の問題から試合を組めないというのも理由としてはあるんじゃないでしょうか。
辰吉丈一郎は現役時代の億単位のファイトマネーを切り崩して生活中?
辰吉丈一郎は11年以上も試合を組めていないということで、現在無収入状態です。
生活費はどこから出ているのか気になりましたが…
なんと現役時代のファイトマネーを切り崩して生活しているようです。
毎回数千万円のファイトマネーをもらっていたため贅沢をしなければ普通に生活できるくらいの貯えはあるらしく、若かりし日の辰吉丈一郎がどれだけ選手として有能で高額のファイトマネーをもらっていたかが分かりますね。
また、妻であり辰吉を心身ともにサポートするるみさんは、実家で喫茶店「白千館」を営んでいました。
2017年で残念ながら閉店してしまったようですが、当時はその収入もあったのではないでしょうか。
もちろん辰吉丈一郎自身も一切仕事をしていないわけではなく、ボクシングの試合解説などもしています。
そのため現在の収入はそこからもあるそうです。
貯えと合わせれば普通に生活できるくらいの収入はあるのではないかと思います。
それにしても、10年以上試合を組まなくても暮らせるぐらいファイトマネーをもらっていたってスゴイことですよね。
辰吉丈一郎はこれまでのファイトマネーでいくら稼いだのか?
辰吉丈一郎はノンタイトル戦でも1試合につき、2,000万あったと言われています。これまで行なったタイトル戦は20回ほどあり、合計で4億円です。
そして上記にも書いたように薬師寺保栄戦では、1億7千万円以上稼いだのでそれもプラスされます。
ジムの手取りなど色々差し引いても5億円は稼いだのでしょう。
サラリーマンの生涯年収が平均3億円と言われているので、通常に生活をしていれば余裕のある暮らしができますね。
ちなみに辰吉丈一郎はイベントなどでお金をもらったときは、泡銭として全て豪遊して使い切るようです。そしてファイトマネーだけを使って生活していたようです。
辰吉丈一郎の現在の車がスゴイ!
プロボクサーでありながら試合を一切組めていない辰吉丈一郎ですが、あるものがスゴイ!と話題になっています。
それは、彼が乗る愛車。
高額のファイトマネーをもらっていた辰吉丈一郎ですからどれくらい豪華な車に乗っているのか…
想像するだけでワクワクしますね。
というわけで、続いて辰吉丈一郎が乗る愛車について詳しく確認しましょう。
辰吉丈一郎の愛車は1台数千万円の高級車!世界に1台しかない車とは?
辰吉丈一郎が愛用する車はレクサスという高級車です。
なんでも一台数千万円するんだとか…
彼の愛車はレクサスLS600hLという種類。
オリジナルカスタム車で世界に一台しかないといいます。
画像引用元:https://automobile-information.com/2017/04/08/naniwanojeo_tatsuyoshi_jyoichirou_ls600hl/
こちらが辰吉丈一郎の乗るレクサスです。
レクサスはビル・ゲイツやポール・マッカートニー、松本人志など名だたる大富豪・有名人が所有していることでも知られています。
辰吉丈一郎の乗るLSはレクサスの大型セダンモデルとして販売され、車名であるLSは「Luxury Sedan」の頭文字をとったもの。
現在はハイブリッドモデルも用意されているそうです。
まさにチャンピオンにピッタリの車ですね!
辰吉丈一郎の愛車に刻まれた名言とは?ファンが痺れるその意味は?
高級車を愛用する辰吉丈一郎ですが、スゴイのはそれだけではなかった?!
実はただのカスタムではなく自身の名言が刻み込まれています。
内容としては
「Joeは、ファンと家族のために何度でもワールドチャンピオンに挑戦し続ける。
Joeは夢を諦めない。Joeが真のチャンピオンであると信じている」
といった文章が英文で刻まれています。
カッコよすぎますね!
これにはファンも痺れるでしょう。
チャンピオンのストイックさが詰まった車とともに生活する辰吉丈一郎はまさにレジェンドです。
辰吉丈一郎の現在が病気と言われる理由とは?パンチドランカーなのか徹底調査!
画像引用元:https://festy.jp/web/posts/1002030
辰吉丈一郎について調べていくと、様々な説が出てきます。
どうやら辰吉丈一郎、今現在病気に苦しんでいるといわれているのです…
これは本当なのでしょうか?
さきほどお話ししたように辰吉丈一郎は以前網膜剥離を患っていましたが、それとは別の病気なのでしょうかね。
ここからはチャンピオンの名をほしいままにした辰吉丈一郎が現在どんな病気を患っているのかという話をしていきます。
辰吉丈一郎が病気だと言われるようになったヤバい症状とは?
画像引用元:Twitter
辰吉丈一郎が病気といわれるにあたって影響があるのが「パンチドランカー」だと噂されています。
つまり辰吉丈一郎はパンチドランカーになったがために様々な症状が出てきているということですが…
辰吉丈一郎を襲ったパンチドランカーはどんな病で現在どのような症状が出ているのか知りたいですよね。
彼が病気といわれるヤバい症状やパンチドランカーがそもそもどんなものかという説明をしていきます。
ヤバい症状その①:聞き取れないほどの呂律の悪さ!
画像引用元:https://sportsbull.jp/p/746058/
辰吉丈一郎にあらわれたヤバイ症状の1つは、まずろれつの悪さです。
現在の辰吉丈一郎はろれつがかなり悪いそう。
これもパンチドランカーの影響だといいます。
パンチドランカーになると様々な症状が出ますが、ろれつの悪さや吃音(どもり)といった声に関する症状が出る人もいるんだとか。
病気が進行することで認知症やパーキンソン病を発症することもあるそうですが、恐ろしいですよね。
それだけ辰吉丈一郎が激戦を貫いたということでしょうが、身体にここまで影響があるのはさすがに可哀想。
現在試合を組んでいないのなら、少し体を休めてほしいなと思ってしまいます。
ヤバい症状その②:やる気のない態度で覇気がない!
画像引用元:picbabun
他にも辰吉丈一郎が病気だといわれる理由があります。
それは現在の態度が悪いというもの。
かつての辰吉丈一郎は素朴で人当たりがよく、人懐っこいイメージでしたよね。
笑顔になるとそんな性格が露わになるように感じました。
しかし、最近はかつてのような覇気がなく全てやる気がないように感じます。
ただ解説でやる気のない態度をとったときは妻・るみさんに叱られて後日改善したとのこと。
現在収入源は試合解説ということですから、これに関しては病気というより本人のやる気の問題かもしれません。
それか、ろれつの悪さが態度を悪くしているように見えたのかな?とも思います。
真相は分からないですが、昔のような無邪気さがなくなったのは事実でしょうね。
ヤバい症状その③:あまりにもひどいガタガタの歯!
画像引用元:https://instagrammernews.com/detail/1193779046042367486
また、辰吉丈一郎は現在歯並びがとても悪いみたいです。
昔は綺麗な歯並びをしていて全く気にならなかったのですが、現在口を開けたときに見えるのはかなりでこぼこした歯…
これも激戦で殴り殴られた影響なのでしょうか。
画像で実際に検証してみましょう。
画像引用元:https://shinbishika-guide.com/tatsuyoshi/
こちらが若い頃の辰吉丈一郎の歯です。
真っ白な歯がチラっと見えて爽やかですね。
画像引用元:https://shinbishika-guide.com/tatsuyoshi/
そしてこちらが現在の辰吉丈一郎の歯並び。
これは一目瞭然ですね!
ここまでガタガタになっていると生活するうえで食事など色々大変そう…
歯並びが悪くなった原因を調べましたが、特に現在は解明されていないようです。
加齢とともに歯が悪くなるのはよくあることですが、これはちょっとヒドいですね。
パンチドランカーとはどんな病気なのか?
画像引用元:https://芸能人の闇と光.com/boxer/tatsuyochi-joichiro-genzai/
辰吉丈一郎の様々な症状に影響を及ぼしているパンチドランカーはそもそもどんな病気なんでしょうね。
ここではパンチドランカーについて解説していきます。
そもそもパンチドランカーはボクサーがよくかかる病気で、頭部への衝撃などが原因として発症する病気だそうです。
たしかに辰吉丈一郎も試合でかなり頭部へダメージがあったでしょうから、パンチドランカーを患うのも納得ですね。
パンチドランカーには
- 慢性ボクサー脳症
- 外傷性ボクサー脳症
- 拳闘家痴呆
- 慢性ボクシング外傷性脳腫瘍
- パンチドランク症候群
などの様々な呼び名があります。
どれもかなり大変なことが伝わる名前ですね。
というわけで、辰吉丈一郎に見られた症状はパンチドランカーゆえのものであるということが分かりました。
パンチドランカーは死後に解剖することでしか診断できない!?
頭部への衝撃によって外傷性脳損傷が発症になる可能性がありますが、同時にアルツハイマー病やパーキンソン病になる可能性もあるのです。
どちらもタウタンパク質の過剰なリン酸化によって、神経変性が引き起こされるタウオパチーであることは共通しています。
そのため、死後に脳を解剖しなければ最終的な診断ができないと言われているのです。
パンチドランカーになった有名選手は?
パンチドランカーの疑いがある選手はたくさんいます。やはりボクシングの選手が圧倒的に多いことからボクシングには、パンチドランカーになる危険性のあるスポーツなのです。
- モハメド・アリ
- ロジャー・メイウェザー
- シュガー・レイ・ロビンソン
- 高橋ナオト
- たこ八郎
- ピューマ渡久地
- 前田宏行
皆アルツハイマーのような症状が出ていると言います。中にはまっすぐ歩けずに電柱にぶつかってしまう人もいるとか。
辰吉丈一郎の現在の姿に世間の反応は?もう引退した方がいいのか?
画像引用元:日刊スポーツ
それでは、現在でも現役を貫き続ける辰吉丈一郎に世間のみなさんがどう考えているかをご紹介します。
Twitterでみなさんの意見をツイートすると、多くの人が現役のままでいる辰吉に肯定的でしたが
このように
この試合で引退すれば綺麗な辞め方になったと思います。
だけど、続けて打ちのめされる姿を見せる事も辰吉丈一郎の生き様だったのかと思います…
ボクシングで、すさまじいまでの生き様を魅せる選手でした。。— さすけ (@skill4989) November 21, 2019
最後の試合で引退していればよかったのに…
という意見もあります。
たしかに年齢や体調のことを考えたら、今のような状態で現役を続けるのは難しそうですよね。
このまま続けていていざ引退するときに綺麗な辞め方をできるのかが心配です。
辰吉丈一郎はそれを覚悟のうえで今もなお鍛錬に励んでいるのかもしれませんね。
辰吉丈一郎があくまで現役に拘り続ける理由がヤバい!!
画像引用元:スポニチ
それでは、辰吉丈一郎は何故今でも現役にこだわり続けているのでしょう。
50歳といったら多くのスポーツ選手が既にリタイアしている年齢ですよね。
辰吉が現役にこだわる理由をネットで探すと、あるインタビューが出てきました。
そのインタビューで辰吉自身は年齢を狙って現役を続けていたわけではなく気が付いたらこうなっていた、と語っていました。
「今したいことをする」というスタンスで戦い続けた辰吉丈一郎、目標は4度目の世界チャンピオンなのでしょうね。
チャンピオンに関しては「目標ではなく、なるからやっている」とコメントしていましたが…
今後試合をするチャンスは訪れるのでしょうか?!
今でもトレーニングはしているらしいので、また返り咲く機会が与えられるといいですね。
辰吉丈一郎は世界チャンピオンのまま引退するために現在でも毎日練習を続けている!
2021年5月15日に50歳の誕生日を迎えた辰吉丈一郎ですが、今後の50歳を迎えた感想の取材にこのようにコメントをしています。
「50やからな。年とったなぁ思うし。世間的にいうたら若いかもしれんけど」さらに「もう50やで。楽しみなわけないやん」
そして以前から目標にしていた「世界王座をとって引退」の思いは変わらないようです。
練習をしているかの問いに「練習はずっとやってるよ、絶え間なく。意地を張ってるわけやなく、自分のやりたいことをやってるだけ。好きやからやっている。自分の目標に向かっている」とコメント。
コロナでジムが閉まっている間でも、ロードワークを欠かさなかったようです。朝夕ジョギングをしてシャドーを続けていると言います。
コロナ渦の前はジム4つを掛け持ちし、週6日トレーニングを行なっていたようです。
まとめ
今回は辰吉丈一郎の現在に関してお話ししました。
いかがだったでしょうか?
辰吉丈一郎、パンチドランカーになりながらも現役を諦めていないんですね。
症状もいくつか出ているようですが、無理をせず頑張ってほしいです。
本人は「なる」といっている4度目の世界チャンピオン、果たして実現するときは来るのか?!
今後期待しましょう。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。