
この記事で分かる事
・ボブ・サップの現在の活動内容
・ボブ・サップの経歴
・ボブ・サップが日本で成功出来た理由
Contents
ボブ・サップの2021年現在の活動状況について
画像引用元:https://www.newstaffpro.com/talent2/%e3%83%9c%e3%83%96%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%97/
”野獣”というネーミングで日本でも一世風靡したボブ・サップ。
現在はタレントに転身や薬剤師になっているという噂が有ります。
実際のところ、どうなのでしょうか?
韓国でタレントデビュー!
✅日本でブレイクした時も、格闘技イベントの傍らで『志村けんのバカ殿様』をはじめバラエティ番組に出演していたので、信憑性は高そうですが、どうなのでしょうか?
タレント説は事実です。
日本ではテレビでの露出が減った2009年に、お隣の韓国でタレントデビューを果たしています。
◆格闘家として始動
韓国では持ち前の格闘技の経験を活かして数々の格闘技イベント、テレビ番組に出演。
特にプロレスラーとして活躍し韓国のプロレス興行に大きな貢献をした様ですね。
画像引用元:https://celeby-media.net/I0001140/&page=1
また、その猛々しい風貌を逆手に取ったのか、”キュートなキャラ”というイメージ戦略でプロモーション活動を展開し、”強靭な愛されキャラ”として格闘技の枠を超えた多くのファンを獲得する事に成功した様ですね。
◆催眠術師
キュートな格闘家というイメージ戦略で格闘技の枠を超え韓国で有名になった後は、催眠術師として活動を開始。
ただ、
催眠術師を仕事にしていた訳ではなく、テレビなどで披露するネタ的な感じで催眠術を行っていた様ですね。
ボブサップは今催眠術師をしているらしいよ
— 七星涼@遊んでください (@ryo95314946) April 18, 2018
ボブサップが韓国で催眠術師になり、トロット界の帝王テジナ氏に催眠術をかけている証拠写真。右上のマツコにも注目。 pic.twitter.com/58uhvZ9M
— ONEDAYuki (@onedayuki) January 18, 2012
実際に、韓国の人気メディアで多くの有名人がボブ・サップによって催眠術を掛けられる様子が報じられ大きな話題を呼んだ様です。
韓国では、格闘家の枠を超えまさにマルチタレントとして活躍をしている事が分かりますね!
薬剤師という噂の真相について
次に、薬剤師説。
✅ボブ・サップは”野獣”と呼ばれリングの上で暴れまわる姿からあまりインテリというイメージはしないのですが、実は薬剤師の資格を持っているという噂がある様です。果たしてその真相はどうなのでしょうか?
結論から言うと、実際に薬剤師の資格を取得しているかについては、有力な情報は有りませんでした。
ボブ・サップは、ワシントン州シアトルのワシントン大学に、アメリカンフットボールの奨学生として入学しています。
大学で薬学を専攻していたという情報がありましたのでそこから「ボブ・サップ=薬剤師」と連想されたのかも知れませんね。
という事で、ボブ・サップの薬剤師説は信憑性が低いです。
◆日米薬学部対決で博識ぶりを披露!
ただ、薬学部出身という事であれば少なからず薬学の知識はあるかと思いますよね?
実際にボブ・サップの薬学の知識がどれほどのものなのか、薬学師でタレントの福井セリナとの薬学知識対決の動画が有りました。
この企画は2人の共通の友人を通じて、夢の対決が実現した様です。
それが、こちらです。
結果はというと、
福井セリナも「格闘王サップさんの頭の良さには脱帽です。」と明かしていました。
やっぱり頭が良いのでしょう。
ボブ・サップのイメージからすると脳みそまで筋肉で出来ている様な感じがしますが、意外な一面を見ることが出来ましたね!
確かに、格闘技というのはある種、頭脳戦ですからスター選手として活躍するには頭の良さも必要ですよね。
アメリカで実業家として活動
✅韓国でマルチタレントとしてブレイクしたボブ・サップ、今現在はどこで何をしているのでしょうか?
◆実業家として活動
ボブ・サップは現在中央アメリカ北部に位置する共和制国家『グアテマラ』という国を生活拠点として活動しています。
活動内容は、社会貢献を兼ねた格闘技ビジネスの展開。
これまで経験してきた「アメフト」、「K-1」、「総合格闘技」、「プロレス」といった様々なスポーツを通じて、「未来ある子供たちへ、格闘技を通じた社会貢献に携わる事業がしたい」という信念があるそうです。
素晴らしい理念ですね。
その第一歩として格闘技の団体が主催する大会に、ボブサップ自身が育成した若手選手を送り込み、彼らの可能性を広げていくことを目標にしているとの事。
因みに「グアテマラ」という国は、格闘技が興行として盛んに行われている国ではない為、前途多難と思われますが、彼自身、無名の外国人ファイターから日本や韓国でスター的な存在になるまで自己プロデュースを成功させてきた実績と能力がある為、1国の格闘技イベントを成功させるビッグプロモーターになれる可能性は十分に秘めているのではないでしょうか。
◆自己啓発に励む日々
どんな生活をしているのかと言うと、自宅にはテレビが無く外出して遊ぶ事も無い為、毎日勉強しているのだとか。
最近では、
アフリカの井戸や水資源の無い地域で、その環境を整える支援を行っており、浄水器などを現地に調達して、学校や必要な施設で整備しているとか。
更に、
昆虫食をビジネスにしようと、宣伝映像も作っており、いつか昆虫食の料理番組を持って、世界中に広めていきたいと意気込みを語っていました。
こうして培った知識をタレント活動に活用するのでしょうか。
ともあれ凄い努力家だということが分かりますね!
◆肉食獣と生活
画像引用元:https://a-genzai.com/bobsapp/
また、
動物愛好家としても知られているボブ・サップですが、
犬や猫を複数匹飼う他に、
ライオンやピューマと生活していると言われています。
画像引用元:https://a-genzai.com/bobsapp/
また、サハラ以南のアフリカに生息する大変希少な小型ネコ科のサーバルキャットも飼っているのです。
凄いですよね。動物愛好家というよりは猛獣愛好家と言った感じですね。
引退した格闘技選手の支援活動
✅格闘技の世界からは完全に引退したかと言うとそんな事はありません。
現役を退いた後は、金銭面で困難を抱え引退したファイターへのサポート活動を行っているそうです。
自分が受け取ったスポンサー料やファイトマネーの一部や、協賛企業のロゴが入ったスウェットやタオルの売り上げを引退した選手へ寄付しているとの事。
その額は、3か月ごとで500〜2,000ドル程(日本円にして60,000~210,000円)とか。
お金に困っている元ファイターたちにとってはとっても助かる資金源となりますよね。
一部では『金の亡者』とも指摘されていましたが、実際には支援活動も積極的に行う人格者なのですね。
格闘技の現役続行について
✅ボブ・サップの格闘技の現役続行については気になるところですが、どうなのでしょうか?
直近では、2018年に『RIZIN.13』で、MMAデビュー戦の大砂嵐と試合をしています。
こちらは、試合後のインタビューの様子です。
ネット上では、未だ現役として活躍をしているボブ・サップに対して、驚く意見が挙がっていました。
ボブサップってまだ現役だったんだ
— RS〔コミュ症〕 (@Ryo_27xx) September 30, 2018
ミルコすげぇですが
ボブサップも46歳現役(;゚д゚)— だっち (@dach413) March 3, 2019
2018年時点で既に、44歳前後ですから、格闘家としてはかなり年配の部類に入るかも知れませんが、今でも日々トレーニングは欠かさないという事ですから、これからも格闘家としてリングの上に上がる姿を見られるかも知れないですね。
ボブ・サップの経歴と彼の本当の才能とは?
画像引用元:https://www.cinematoday.jp/news/N0022756
ここでボブ・サップのこれまでの経歴や日本での活動について、詳しく見ていきましょう。
さらに、ボブ・サップが日本で大ブレイクをした理由も探っていきたいと思います。
経歴
先ずはボブ・サップの経歴です。
学生時代は、文武両道の『エリート』だったと言われていますが、果たしてその真相はどうなのでしょうか?
◆ワシントン大学の元NFL選手
ボブ・サップは、ワシントン大学へ進学しており、大学ではアメフト選手として活躍をしていた経歴を持つのです。
ひこワシントン大学の難易度
世界大学ランキングでは世界72位。
因みに、東京大学は世界10位。ワシントン大学の順位に近い日本の大学は、大阪大学、東北大学(偏差値65前後)などになります。
かなり難易度の高い大学であった事が分かります。
更に、ボブ・サップは格闘家のイメージしか無かった為、元NFL選手だったというのは驚きですね。
アメフトでは、強豪チームのシカゴ・ベアーズから、3巡69位で指名を受けたこともあるとか。
大学では、社会学と薬学を専攻しながらアメフト選手としても活躍して、PAC10の最優秀ラインマンに贈られるモーリス杯を獲得しています。
プロフットボールに転向すると決めたため、特別に3年で卒業をしたのです。
まさに、文武両道と言えますね。
◆K1の中心的人物に
ボブ・サップが日本で大ブレイクした2,000年初頭はまさに空前の格闘技ブーム。
そのトレンドの波に上手く乗っかり、一躍K1のスター選手になったボブ・サップですが、当時の人気・活躍ぶりは凄まじいものでした。
彼が出場する格闘技イベントは鉄板と言われる程の高視聴率。
2003年大晦日の曙戦の視聴率は最高43%という驚異の数値を出しています。
そんな彼の全盛期の月収は、1億2,600万円だと言われています。
年収ではなく、月収です。
その他にも、
高須クリニックでCM起用されたことを機に、ソフトバンク、明治安田生命、千寿製薬と次々と大手企業のテレビCMに出演。
更に、
地方のTVCMやイベント、講演、著書など数え切れないほどの活躍が挙げられます。
結果、貯金額は10億円以上は下らない。と言われています。
まさにジャパニーズドリームを掴んだといった感じでしょうか。
日本で大ブレイクした秘訣について
✅ボブ・サップが日本で成功出来たのはなぜでしょうか?ただ、格闘技が強かったからでしょうか?
ボブ・サップは”最強格闘家”というイメージが強いですが、実のところ意外にも戦績は、『負け』が多いです。
K-1では、10勝12敗、
総合格闘技では、11勝18敗。
結構、負けとりまんがな。
しかし、
ボブ・サップは
「勝っても負けてもファイトマネーはもらえる。だから負けてもいいんだよ」
と明かしており、試合の結果にこだわっていなかった様。
ビジネスとして割り切っていますね。
では、
彼が大ブレイクを果たせた理由は?
それは、彼のキャラにあると言われています。
リング上では、”野獣”と言われるほど攻撃的で時には、恐いと言う印象を受けますが、バラエティー番組やCMでは、明るくフレンドリーな性格というギャップが魅力だと言えます。
画像引用元:https://youtu.be/yZ6Nd8MFOvQ
格闘技の実力はもとより、エンターテイナーとしての戦略的に人気を掴んでいったという感じですね。
こちらは、ボブ・サップがゲスト出演した番組・CMの一部です。
・日本列島元気満点!力あわせてゴーゴゴー
・笑いの金メダル
・どっちの料理ショー
・志村けんのバカ殿様
・オールスター感謝祭’11春20周年超豪華版SP
・炎の体育会TV
・バイク王&カンパニー
・ピザーラ
・コカ・コーラ
・ライオン
・ロッテ
・ソフトバンク「白戸家」
などなど!
こうして見ると、
格闘技の枠以外の分野で日本で浸透されファン層を獲得していった様な感じですね。
確かに、
格闘技イベントのファイトマネーよりも企業のCMや各種メディアでタレント活動をした方が、効率的に稼げますからね。
そういった
緻密な戦略が立てられる頭脳と変幻自在なキャラを上手く掛け合わせた結果が、大ブレイクの要因になったのではないでしょうか。
◆現在でも日本でタレント活動を継続中
画像引用元:+WEED
世界各地で活躍をしていたボブ・サップですが、最近では再び日本でタレント業を再開していると言われています。
実は、頻繁に来日をしているそうで、2020年5月には、「+WEED」という吸うCBDのウェブCMに出演。
来日すると六本木や銀座に行ったり、クラブで遊んだりしてるそうです。
再びボブ・サップブームが来るかも知れないですね。
ボブ・サップが日本から消えた理由とは?
画像引用元:https://www.cinemacafe.net/article/2016/02/08/37678.html
✅ところで、彼が日本のメディアから姿を消したのは何故なのでしょうか?
ボブ・サップに対するギャラの未払い問題が原因だと言われています。
当時のK-1の運営会社だったFEGの代表・谷川貞治が、選手に対してのギャラの未払い問題があったのです。
それはボブ・サップに降りかかます。
ボブ・サップは、アーネスト・ホーストの引退試合を直前になって身を引いた結果、
『戦意喪失、敵前逃亡』
などと
言われましたが、
実際のところは試合の契約が結ばれておらず、ファイトマネーの支払いも無かった為。
つまり、K1運営側の資金繰り悪化による契約不備が原因。
結局、K―1はボブ・サップ以外にもファイトマネー未払い問題が頻出し、資金繰りが悪化したため運営会社が破産しています。
この一連の騒動につき、
サップは自著「野獣の怒り」(双葉社)の中で、当時の胸中を明かしています。
画像引用元:Amazon
真相を伝えたかった。俺が逃げたというのはおかしい。
ファイトマネーを日本人には先に払っているのかなと思ったら、逆に外国人選手に先に払っていて、日本人には全然払っていなかった。
クレージーだよ! K―1に呼ばれて、人生が大きく変わった。
当初K―1は自分の親みたいな感じだったのに、その親が急に牢獄に入って
『世界で一番悪いヤツだったんだよ』
って言われたような感じ。裏切られた気分だったよ
未払い問題が本当にあったということには、驚きですね!
格闘技の枠を超えて人気を博していたとは言え、ボブ・サップの存在は格闘技のK1ファイターというのが基盤ですから、外国籍である事や語学の問題などで当時の格闘技イベントの重鎮的な存在のK1なしでは、日本で”ビジネス”を展開する事が出来ないと踏み日本を離れたのではないでしょうか。
ボブ・サップのDV疑惑の真相について
画像引用元:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/172372
✅ところで、ボブ・サップには内縁の妻に対してのDV疑惑が浮上していたのですが、真相はどうなのでしょうか?
結論から言うと、ボブ・サップと内妻の主張は真っ向から対立しています。
詳細は以下の通りです。
被害者と主張する内妻は、ボブ・サップを担当する日本人の元マネージャーでボブ・サップとは同棲する仲だった。
その内妻が週刊文集に告発する形でDVを訴える形で騒動となる。
その記事がコレ↓
画像引用元:https://girlschannel.net/topics/2212022/
◆内妻の主張(記事の内容)
記事によれば、ボブ・サップからのDVがあったのは、2010年12月から2017年1月頃で、約6年間も及んだそう。
ボブ・サップからは、殴る蹴るだけでなく、
地面への叩きつけられたり、
飲料水の缶や瓶を投げられたり
また、経済的DVとして、生活費すら渡されていなかったそうです。
そして、こちらがA子が撮影したDV被害の様子です。
画像引用元:https://getnews.jp/archives/2002869
これ以外にも、目を覆いたくなるような生々しい写真が多く掲載されていました。
A子は、長年によるDV被害のせいで、肉体的にも精神的にも追い詰められており、警察へ相談することや逃げ出すことすらできない状態だったとか。
A子が週刊文春の取材に応じた理由は、ボブ・サップがA子の子どもに危険に晒すと脅しを掛けてきた為との事。
警察には相談したが、警察は証拠を見る前から「過去のDVを捜査した前例がないからできない」の一点張りだったとの事。
加害者がアメリカ国籍という点もあったのですが、警察の対応のひどさに幻滅させられたとの事。
こういった背景から、警察では頼りにならないと思い、週刊文春に無償で記事を提供したと明かしていました。
この記事が、事実ならボブ・サップのイメージが崩壊しますよね。
しかし、これはあくまでも内妻の一方的な主張です。
◆ボブ・サップの主張
これに対するボブ・サップの主張はDVの完全否定。
ボブ・サップはDV疑惑が報じられた際に、「KYOKUGEN2017」とAbemaTV「朝青龍を押し出したら1000万円」に生出演し、DV疑惑を完全否定しています。
「僕はDVに関わったことはないし、そもそもそれが大きな問題だということも認識している。
僕は相手の方も非常に好きでしたし、彼女も、子どもたちも大好き。
警察にもDVはなかったと認定されているんだ。」
と語っていました。
真相は、闇のままですね。
ボブ・サップに対する世間の声は?
ボブ・サップさんのタレント性の高さ。
— ペローナ(仮) (@moemoepekopon) February 25, 2013
ボブ・サップはタレント格闘家としてよく頑張ってるなー
怪我とかしねーし— yukiyo (@ybfbw) September 26, 2018
ボブ・サップさん/現在、韓国で催眠術師として大成功されてるんですよね😄✨
— 駱駝 (@i9XFbp2ethI13ZA) October 8, 2018
ボブ・サップは現在13連敗中。うち2Rまで粘ったのは1度。自らのギブアップは4回。
曙vsサップから15年。あの頃のブームで日本の格闘技は何か築けたのか?って思う。— 長谷川登鯉 (@bodogedama) September 12, 2018
ボブ・サップのDV疑惑がどうなったのか気になっています。
— デリコ (@micapsychedelic) July 2, 2018
格闘家としての戦績よりも、やはりタレントとしての才能の高さがやはり評価されている様ですね、またDVの真相については気になっている人が多い様です。
まとめ
今回の『まとめ』に入りましょう!
・ボブ・サップの現在は、実業家として活動中
・韓国で催眠術を使うタレントとしてブレイク
・日本でブレイクした要因は高いタレント性
・ボブ・サップの内縁の妻へのDV疑惑の真相は不明